2013/12/19(木)

超ひさしぶりに

メモ的更新

ふたりの恋がきよらかで 昇天できたとしても、僕の恋は、結局僕のもので、あなたの恋はあなたのものだ。二つの物体が、同時に、一つの位置を占めることはできぬ、物理学上のうごかない法則で、あなたと僕の合体を拒んでゐる/金子光晴「愛情69・愛情41」
13:50 No.486 雑録 permalink
2012/07/21(土)

泪忘れたか侘助や

『少年は残酷な弓を射る』読了。最後の20ページあまりはほとんど呆然としながら読みきった。

Can't See Anything Anyway(どうせなにもみえない)
それは皮肉やからかいなどでは勿論なく、絶望的な事柄でもない。唯一間違えずに語れることがあるとすれば、それしかない。それしか言えない。例えそれが家族の、血の繋がった親子の物語であっても。

少年は残酷な弓を射る 上
少年は残酷な弓を射る 上
  • 出版日 - 2012-06-24
  • 出版社 - イースト・プレス
  • 著者 - ライオネル・シュライヴァー
  • 形式 - 単行本(ソフトカバー)
  • 価格 - ¥ 1,785
少年は残酷な弓を射る 下
少年は残酷な弓を射る 下
  • 出版日 - 2012-06-24
  • 出版社 - イースト・プレス
  • 著者 - ライオネル・シュライヴァー
  • 形式 - 単行本(ソフトカバー)
  • 価格 - ¥ 1,785
05:24 No.484 雑録 permalink
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季節としての夏は好きじゃないんだけど、夏の風景は好きなんだよなぁ。じとっとしてる感じが好き。
2012年7月上旬、丸ノ内線のどこかのホームの窓から。四谷三丁目あたりかな?

タコじゃがトマト煮こみ : ばーさんがじーさんに作る食卓
これ!夏のうちに絶対作りたい!すっごい美味しそう、スペインとかポルトガルの魚介類とトマトを使った料理にはめっぽう弱いよ。ほんっとよだれ出てくる。しかしここで使うタコ、スーパーで買ったゆでダコでも大丈夫だろうか、、生の良いタコなんて手に入れる機会ないしなあ。。
スペインとかポルトガルの料理食べたい!
02:26 No.482 雑録 permalink
仕事部屋でかかっているトトロを横目で見ながら、普段自分が過ごしている現実(家庭環境とかあるいは学校とか)が殺伐としすぎているせいで、映画の世界に入り込めない、むしろかえって疎外感を感じてしまってお話に夢を見る気力すら残っていないような子供がいつか大人になって、「あーこんな映画もあったね」と軽い気持ちで見られる日が来るといいねなんて思っていた。口には出せないけどそう感じている子供って、結構いるんじゃないかと思うんだよな。かくいうこのBBAも、ジブリ映画は大人になってから見たほうが気楽に見られる気がする。と気付いた今日このごろ。

やりたい事が色々あって、一日24時間じゃとても足りないとヒーヒーしてる。読書も進んでない!でも『少年は残酷な弓を射る』面白い。上巻はあと1/3ぐらい。下巻も買ってこなきゃなぁ。

そして、連休とおもいっきりかぶってるし人出も暑さも半端無さそうだけど、みたま祭り行きたいなー!
みたままつり|祭事のご案内|靖国神社

メモ:真言宗智山派の総本山「智積院(京都)」
22:15 No.481 雑録 permalink
2012/07/10(火)

四万六千日の御縁日

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浅草寺のほおずき市に行ってきた。去年行きたい行きたいと思って結局行かずじまいだったので、今年はそういうことのないように!ということで前日の酒が微妙に残ってたけど家を飛び出しました。ちょうど日暮れ時に差し掛かる頃に浅草に着くように行ったら、日暮れ時と同時に良い風が吹き始めて本当に気持ちが良かった。夏のお祭りっていうのはやっぱり良いものですね。風情があるよ。

ちなみに浅草寺のほおずき市は観音様の功徳日ちなむ、浅草を代表する夏の風物詩の一ツだそうです。この日にお参りすると「四万六千日間毎日お参りしたのと同様の功徳を得られる」と言われているのは有名なお話ですね。もちろん参拝にはかなりの人々が並んでいて、ヘタレの私は参拝はパス(汗

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参拝はできなかったけど、自宅と実家に雷除けはしっかり買ったよん。早いとこ実家に送らねば。

青々とした葉に真っ赤な実をつける鬼灯と、チリチリと涼やかな音を奏でる風鈴にうっとりしながら、日暮れ時の境内をそぞろ歩いた贅沢な時間でした。来年もまた来たいなあ。
23:36 No.480 雑録 permalink
今日(7/8)は友人の写真の展示を見に四ツ谷に出向いた。久しぶりに一日出歩いたので疲労困憊だが、足を運んで良かった。ギャラリーっていうちょっと世間から隔絶された感のある場所に出向く事とか、そのギャラリーに同じように足を運んできた友人の友人に会って交わすちょっとぎこちない会話とか、そういうことが楽しいことなのだと教えてくれたのもその友人(彼女)だ。またいつの日がどこかのギャラリーに足を運んで、彼女が撮る彼女の家族の写真たちを見るのがとても楽しみ。

ちなみにギャラリーのすぐ側の、住宅街の中にポツンと存在している児童公園は、鼠が堂々と闊歩している公園であった。あんなに一度に鼠見たの初めて。意外と嫌いじゃないと思いました。鼠自体も別に嫌いじゃないけど、その公園の雰囲気がね。都会の吹き溜まり風でさ。

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んで、帰りにこれ買ってきた。映画を見る前に少し原作の空気に触れておきたくて。早速読むよ。ちなみにこの表紙の絵のタイトルは、「Can't See Anything Anyway(どうせなにもみえない) Ver.4 Classic」というのだとか。素敵ですね。惹かれました。

まだ7月に入って間もないからかもしれないが、今年の夏はどうも例年に比べ涼しいような。今日も真昼間に四ツ谷の住宅街を歩きまわったけれど、日陰に入った途端にすうっと爽やかな空気が流れて、とても良い気分でぐねぐね歩くことができた。ずっとこの調子なら良いのに。こんな夏なら好きになれそう。
00:58 No.478 雑録 permalink