2012/07/21(土)

泪忘れたか侘助や

『少年は残酷な弓を射る』読了。最後の20ページあまりはほとんど呆然としながら読みきった。

Can't See Anything Anyway(どうせなにもみえない)
それは皮肉やからかいなどでは勿論なく、絶望的な事柄でもない。唯一間違えずに語れることがあるとすれば、それしかない。それしか言えない。例えそれが家族の、血の繋がった親子の物語であっても。

少年は残酷な弓を射る 上
少年は残酷な弓を射る 上
  • 出版日 - 2012-06-24
  • 出版社 - イースト・プレス
  • 著者 - ライオネル・シュライヴァー
  • 形式 - 単行本(ソフトカバー)
  • 価格 - ¥ 1,785
少年は残酷な弓を射る 下
少年は残酷な弓を射る 下
  • 出版日 - 2012-06-24
  • 出版社 - イースト・プレス
  • 著者 - ライオネル・シュライヴァー
  • 形式 - 単行本(ソフトカバー)
  • 価格 - ¥ 1,785
05:24 No.484 雑録 permalink