2010/05/31(月)

低空飛行

調子が悪いわけじゃないんだけど、何となくデロデロしてます。
あ、そろそろ梅雨だから.....?(言い訳です)

▽本購入メモ
(↓ブックオフ組)
『蝶』 皆川博子 文春文庫
『重力ピエロ』 伊坂幸太郎 新潮文庫
『<子ども>のための哲学』 永井均 講談社現代新書
(↓新品)
『スリー・カップス・オブ・ティー』
グレッグ・モーテンソン、デイヴィッド・オリバー・レーリン、藤村奈緒美
サンクチュアリパプリッシング


お酒飲んで寝ようと思います( ´ρ` )
23:30 No.210 雑録 permalink
五感の内、最も官能を刺激するのは嗅覚ではないでしょうか。視覚よりも触覚よりも、「匂い」というものは原始的な欲求を感じさせる感覚だと思っております、個人的には。

もう亡くなってしまったある人が、雑誌の特集などで芸能人の愛用香水を紹介しているように、作家や作中人物の使っている香水を紹介してくれたら面白いのに、と言っていましたが、私もまさにそう思います。その人の言うように、現物を付録としてつけるのは無理でも(古い小説の場合などは香水自体がすでに存在していない場合もあるし)、なるべく近い香りをムエットに吹きつけて、しおりのように挟んでいてくれているとかね。ペナペナで味も素っ気もないしおりを挟まれるより、そちらの方がよっぽど趣がありますよね。

視覚や触覚から感じる刺激は小説の中でもよく描写されるのに、嗅覚に関しては割合雑な描写で済まされていることが多いなと思うのは、ちょっと考えすぎでしょうか。でも、例えば小説に出てくるある人物が愛煙家だったとしたら、その人物が吸っている煙草の銘柄もきちんと書いて欲しいなぁと思うことがよくあるんです。愛煙家ならば、近くに寄ったらきっとその煙草の香りがするはずだし、そういう事を想像しながら小説を読めるって、素敵なことだと思いませんでしょうか。想像がかきたてられるというか。

和歌などにも詠まれているように、日本は古来から香りを大事にしてきた文化のある国ですから、それを上手く使って行かないと何だか勿体無いよね!個人的には、衣類に香を焚きしめる習慣は是非復活してほしいなと思います(^o^)実際今でも扇子に香を焚きしめたりするもんね(実践中)

ちなみに、アニメ・モノノ怪の「鵺」という回は珍しいことに香道(組香)が描写されているので、香り好きの方にはオススメでおじゃる。源氏香でおじゃる。

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香水は、香りは言うまでもなく、ボトルの美しさも楽しみのうちの一つですね

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これは栞ではなく恐らく小学生の時に学校から貰ったカードだと思うけど...
でも、もしこんな栞にうっとりするような香りが吹き付けられていたら、素敵ではございません?
18:09 No.208 雑録 permalink
2010/05/23(日)

終の住処考

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十代の頃から隠居が夢だった私にとって、終の住処を考えることは割と日常的な行為なのですが、最近二十代も後半になってより具体的にそのことを考えるようになってきました。

昔は、どっか自然のある場所で、庵を結ぶようにひっそり暮らしたい、みたいな、完全に小説からの影響じゃんていう妄想しかしなかったのですが、やはりだんだん年をとってくると、細かく考えるようになってくるもんですね。まあ、でもまだ早すぎだろって感じもしますが;

できるなら、やっぱり終の住処にする場所は東北がいいなと最近思います。一応出身地域ですからね。東北にそこまでの思い入れはないと思っていたんですが、そうでもなかったようで、やっぱり年をとってから住むならば、冬にちゃんと雪が降って、水道のスイッチを切らないと朝には凍ってしまっているような場所がいいな。雪が降るっていっても、ほどほどにですよ。所詮太平洋側の南東北育ちですから、豪雪地帯に住むのは無理です(笑)

東北が良いなと思うのは帰巣本能かなーとも思うんですが、でも我が家のご先祖様をたどっていくと、案外東北出身の人はほとんど居ないんですよね。一番古いご先祖様の地としてわかっているのはなんと、予想外すぎる三重だし、他は新潟、静岡、関東地域に固まっているっぽいので。私自身も生まれた場所は仙台じゃないし、育った場所も半分仙台、半分関東地方だから、何ともねえ。東北と行っても仙台に住みたいかと言われるとそうでもないし。寒いところが好きってだけなのかな。

私が小学校低学年の頃、多分東北地方全体が冷夏だった時があって、その頃の印象が強いのかもしれないなぁとも思います。その夏は本当に「これが夏か?」と思うほど寒くて、昼間でも長袖のカーディガンを羽織ってないと震えそうなぐらいだったんです。空も夏らしい晴れ渡った空じゃなくて、8月の空とは思えないような鈍色の空が広がっていて、周りの人は「いやだ、いやだ」と言っていたんだけど、私は結構好きだったんですよ、その夏が。で、未だにあの夏に憧れてるのかもしれません。。。まあ、農作物とかは不作で大変だったとは思うんですがね;

ただねえ、終の住処って言っても、そんなに理想通りには事は運ばないでしょうし、どこが良いかなぁって考えてる時が一番楽しいんだろうなと思います。

実際住んでみたら、その街の嫌な面ばかり目に付くということもあるだろうし。まさに、室生犀星の「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」なのかもしれませんなぁ。

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたふもの

よしや

うらぶれて異土の乞食となるとても

帰るところにあるまじや 

ひとり都のゆふぐれに

ふるさとおもひ涙ぐむ

そのこころもて

遠きみやこにかへらばや

遠きみやこにかへらばや

室生犀星 『抒情小曲集』

02:53 No.206 雑録 permalink
2010/05/22(土)

また君に恋してる

毎回凝ったCMと広告を繰り広げてくれる「いいちこ」さんで使われてた曲。
元はビリー・バンバンさんの曲ですね。しかしこのバージョンはたまりません。
母国語が日本語だからそう感じるのかもしれませんが、歌詞が本当に美しい。



吉田拓郎の旅の宿とかもたまんないね。
出だしの「浴衣のきみは尾花(すすき)のかんざし」で、
遠い世界に連れていかれる感じがしますなぁ。美しい(*´v`*)
03:45 No.205 雑録 permalink
2010/05/17(月)

201005170257



 (確かにあの夏、私は変だったと自分でも思う。頭の中を駆け巡っていたのは、ローゼンバーグ夫妻のことと、高いだけで着心地の悪い服をたくさん買いこんでは、死んだ魚みたいにだらりとクローゼットの中に吊るして喜んでいる自分のばかさ加減についてだったり、小さな成功、大学をずっと優等生で通しつづけてきたプライドが、マディソンアベニュー沿いのすべすべした大理石と大きなガラス張りの建物の前では、どうしてこんなにみすぼらしく映るのだろうというようなことばかりだった)
 本当なら人生を謳歌しているはずなのに。
 (シルヴィア・プラス 『ベル・ジャー』 青柳祐美子訳 河出書房新社)

ずっと迷っていた絶版本を、深夜のいけないテンションで昨日購入したが(といっても、大変良心的なお値段だった)、今日にはすぐに発送になり、もうすぐ手元に届くそうだ。早い。心の準備ができておらん。

前に或る人が、ろくでもない父親を、その子どもが、心の中では嫌いながらも切り捨てることができない場面を見て(それはドラマだったように思う)、「そんなふうに子どもに思われる父親ならば、そういう場面をきちんと事前に描いて欲しかった。」と言ったことがあった。けれど、僭越ながら私はそうではないと思う。その父親が、実は優しい面もあったとか、世間一般的に見て父親として評価できる面があったかどうかということは、あまり関係ないと思う。どんなに駄目で、情けない、しょうもない人でも、子どもは親をそう簡単には切り捨てられない(親にとっての子供、も然り)。だから、親子(もしくは家族)は切ないし悲しいのだと思う。そういうことを、あの場面では描きたかったんじゃないかしら、と私は勝手に今でも思っている。ということを、思い出した。

気づいたらこんな時間。
みなさん、とりあえずお休みなさい。
02:57 No.202 雑録 permalink
今日はなんか暗いのー;

多分体調悪いのと、楽しかった3〜5月前半までの揺り戻しみたいのが来てるっぽい。五月になすりつけてもいいかな。こんな風にいろんな人間の言い訳に使われる五月もかわいそうに。

ちょっとこっからは長くなりそうだし、暗いので、下げておきます。ちなみに、この下からはここ数日メモに書きなぐっていたものを抜粋したもので、上から下に時系列で繋がっているものではありませんので、もし読まれる方はそれをご承知おきください。暗いこと書いて、ごめーん(´;ω;`)



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02:09 No.199 雑録 permalink