犬が遠吠えをしている姿は、喩えようのない程美しい。



遠吠えの目的は大まかに言ってしまうと「群れの存在を確かめること」にあるのだとか。この動画の彼もしくは彼女(ハスキー)は、いったい何を思って遠吠えをしたんだろうか。それにしても、このハスキーの美しさって、何なのだろう。私は人間の赤ちゃんや子供が苦手なので、余計犬にばかり目が行ってしまいがちなのは否めないが、それにしても、このハスキーの遠吠えの姿には、胸をつかれる思いがする。

正直、エコとか行き過ぎた自然愛護には反発を覚えてしまう方なのだが、古の時代にまで響くようなこの遠吠えに、そしてまるで一つの楽器のような姿を見せるハスキーには、美しいという言葉以外見いだせない。

この遠吠えを聴いていると、ディズニーのアニメ映画「ポカホンタス」の主題歌を連想する。小学校の時、ビデオを買ってもらい、サントラも買い、何度も何度も聴いた思い出の歌です。(実際には「様々な批判に晒された」作品ということも忘れてはなりませんが)歌詞がとっても美しい。

Colors of the Wind - A theme from 'Pocahontas' -



You think you own whatever land you land on
The earth is just a dead thing you can claim
But I know every rock and tree and creature
Has a life, has a spirit, has a name

You think the only people who are people
Are the people who look and think like you
But if you walk the footsteps of a stranger
You'll learn things you never knew you never knew

Have you ever heard the wolf cry to the blue corn moon
Or asked the grinning bobcat why he grinned

Can you sing with all the voices of the mountains
Can you paint with all the colors of the wind
Can you paint with all the colors of the wind

Come run the hidden pine trail of the forest
Come taste the sun-sweet berries of the earth
Come roll in all the riches all around you
And for once, never wonder what they're worth

The rainstorm and the river are my brothers
The heron and the otter are my friends
And we are all connected to each other
In a circle, in a hoop that never ends

How high does sycamore grow
If you cut it down, then you'll never know
And you'll never hear the wolf cry to the blue corn moon
For whether we're white or copper skinned
You need to sing with all the voices of the mountains
You need to paint with all the colors of the wind

You can own the Earth and still
All you own is earth until
You can paint with all the colors of the wind

wind(和訳が載っているページです)
07:00 No.295 雑録 permalink
2010/10/10(日)

欲望に負ける

今日の昼ごはんは、欲望に負けた結果ココイチのカレーを出前した。牛しゃぶカレー。やはりココイチのカレーは4辛が正義。しかし”節約”を誓った舌の根も乾かぬうちに、欲望に負けて出前を取ってしまうとは...怠惰と雨は人を堕落させますな。

「元気のないときは、エッチな本読むかエッチなビデオを見て、ココイチでカツカレー腹いっぱい食べてそしてすぐに寝ろ。絶対大丈夫何が起きても耐えられる俺はいつもそうしている」

上記は、10/07/04放送 安住紳一郎の日曜天国 メール紹介コーナー「忘れられないあの言葉」より、悩んでいた後輩に対して先輩がしたアドバイスの抜粋であります。笑えるが、これほど現実的なアドバイスもないんじゃないかしら。こんなアドバイスしてくれる先輩がいる会社なら就職したい。元気が出ないときは、よくここの部分をリピートします。後半の畳み掛け方が、さすがアナウンサー安住紳一郎。

舐めるように読みつくしている大好きなブログサイトで、これまた人生のベスト3に入るといっても過言でない映画「太陽と月に背いて」が触れられており、勝手に狂喜乱舞する。しかも名画の太鼓判を押されていた!そう、そうなんです!仰る通り、ディカプリオ(が美男子だとはあまり思わないが)の美しさのピークは「太陽と月に背いて」ですよね!と、モニタの前でひとり興奮状態。

いやぁ「太陽と月に背いて」はまさに名画だと思う。ストーリーも役者も、映像も音楽も、そして台詞も最高。私にとってバイブルと言っても良い映画です。またこの邦題が私はなんとも好きであります。この映画に出てくるランボーのような人間になりたい、こんな生き方がしたい!なんて熱っぽく思っていた痛々しい時期もありました。今でも憧れていますが。

まあ、無責任さというか放埒さにおいてはわたくしもそれなりにランボー的かなと思うものの、肝心の美しさや耽美さみたいなものはどこかに置き忘れてきた(はじめから備わってなかった説が濃厚)ようで、ただの勝手気ままな枯れた女(三十間近)みたいな最悪な状態になってしまっているのが悲しいところですが。。もし興味をもたれた方がおられましたら、ぜひ見ていただきたい作品です。

太陽と月に背いて [DVD]
太陽と月に背いて [DVD]
  • 発売日 - 1998-11-25
  • 発売元 - パイオニアLDC
  • 監督 - アニエスカ・ホランド
  • 出演 - レオナルド・ディカプリオ
  • 形式 - DVD

地獄の季節 (岩波文庫)
地獄の季節 (岩波文庫)
  • 出版日 - 1970-09
  • 出版社 - 岩波書店
  • 著者 - ランボオ
  • 形式 - 文庫
  • 価格 - ¥ 504


(熱くなりすぎたので閑話休題)

心底苦手で飲んだら確実に凹んでしまう飲み物、それは豆乳。絶対に飲まない、料理にしか使わないと心に決めてるのに、たまに「飲んでみようかしら」なんて妙な気を起こして実際に口に含み、その瞬間にとんでもない後悔に襲われるという愚行を数カ月に一回やらかしてしまう。

豆腐は大好きなのに、なんで豆乳は飲めないんだろう。同じ大豆を原料とする飲食物なのに…なんで豆乳の味は私をあんなに凹ませるんだろう。

大豆といえば、今日の寝酒は冷奴と発泡酒です。安直でいい組み合わせ。

冷奴、みんなは何をかけて食べるんだろうか。薬味はネギか生姜?かけるのは醤油だろうか。私の好きな冷奴の食べ方は、青ねぎ+ナンプラーです。シンプルなイメージのある冷奴が、ちょっと癖のあるおつまみに変身します。和酒向け。(ビールでも合うけど)

お酒のお供の音楽は、80年代に活躍したFalcoというアーティストの「Rock Me Amadeus」という曲です。今木村拓哉がやってるwater waxのCMでBGMとして流れてる曲の原曲だそうで。


かっこいい。

ちなみに件のCM、私の目には木村拓哉がシェーン(Lの世界)に見えて仕方ない。別に顔は似てないのに。いやでもシェーンがやるwater waxのCM、ぜひ見たいな…ぜったいかっこいい。

シェーンを知らない方→Katherine Moennig - Google 検索

動いて喋ってるシェーンは画像の数十倍はかっこいいっす。恋とかじゃなく、自分がこうなりたいっていう憧れ方面で凄く好き。でも一番好きなのはマリーナ様なんだけど...

....絶賛進行中だった寝酒、発泡酒だけのつもりが、思わず日本酒に移行してしまった。しかも有り難い頂き物の越乃寒梅である。美味い。良い酒は翌日残らないというけれど、越乃寒梅はまさにそんな感じ。日本酒特有の、口の中がメタメタする感じも全く無い。

日本酒というと、決まって思い出されるのは日向子さん(杉浦)。正確には、彼女の『杉浦日向子の食・道・楽』というエッセイ集のこと。酒に関する様々なエッセイが集められており(十二ヶ月ごとの酒に関する章もあったりしてとても面白い)、日向子さん愛用の酒器なども覗き見ることが出来る、酒好き日向子さん好き江戸好きにはたまらない一冊だったりする。

この本、もう何度読み返したか分からないが、<十月|秋は、ゆっくり、大人の季節>の箇所にこうある。以下引用。

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十月は、一年のうちで、一番美しい頃だと思う。若いときには、春が好きだったが、歳を重ねて、秋がいとしい。

(略)

秋は、ゆっくり、大人の季節。
せっかく歳をとったんだから、大人らしい秋をすごそうよ。
ウィンドサーフィンやボディーボードで、夏の間、若輩者の喝采を、思いっきり浴びてもいいさ。でも、秋は、あなたのもの。
嬌声も悪乗りもない。ゆっくり考えよう。夜は長い。

杉浦日向子 『杉浦日向子の食・道・楽』 新潮文庫


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なんだかホロッと来てしまう秋の夜長(いやもう朝だ)である。
05:24 No.294 雑録 permalink